Mountain Majesty Afghan Hounds
〜 BITTER & SWEET 〜


 
 

血統書について

 JKC(一般社団法人ジヤパンケネルクラブ)にとって、正確な血統書の登録は、最も重要な事業目的であり、JKCの根幹であると明言されています。
私は、JKCの一会員として、また組織の端を発するものとして(JKC公認京都マジェスティアフガンハウンドクラブ代表)血統書というものについて説明させていただきます。

 JKCの血統書を持つ犬から生まれた犬に対しては、正確な血統書を(2003年9月より、DNA登録の導入が開始されました。)適正な時期に申請し(子犬が生まれてから90日以内の申請なら、1頭 2200円、それ以降はペナルティとして、1頭 5600円 となります。この差は大きいので、繁殖者は90日以内に申請の努力をしています。現在、一胎子は出産した犬の死亡犬を除く、全頭登録が義務付けされています。)新所有者に、血統書の内容・名義変更の大切さをきちんと説明する事も、JKCの会員として、勿論繁殖をするものとして、当然の義務だと考えています。

 「血統書はいらないから、その分安くして欲しい・・・」とか、「血統書付きだから、この子は、高かったのよ・・・」とか言う方がごくごく稀におられるようですが、1頭 2200円の申請金なものですから、その論理は通じにくいと思います。ミックス以外では、血統書のない犬は非常に少ない時代です。血統書のある無しではなく、その内容をお考え頂きたいとおもいます。純血種ならば血統書はあることが前提で、その血統の内容、どうしてこの子が生まれてきたのか、というルーツがこの一枚の紙に要約されています。

「何処の馬の骨かわからない」のではないのです。
どうか、ご愛犬の血統をオーナーご自身で説明できるように
導いてくれる繁殖者から犬を入手されますように。
 
 

 血統書付きということを、また優秀血統とアピールしながら、血統書が手元に届くのが遅い、あるいは届かない。督促するとはぐらかされる、挙句のはてに「名義変更はお金がかかるし、ややこしいから、当方で預かっておいてあげる。」という繁殖屋がいますが、これはおかしな話です。
名義変更には、JKCの傘下クラブ入会が必要ですが、
この入会金が2000円、年会費が1年間で4000円
(複数年の申込みの場合は、1年目は4000円、2年目以降年毎3000円)期間内の名義変更であれば1200円、合計7200円ですみます。そして、その名義変更に要する期間は、コンピューターが導入されていますので、およそ2週間くらいで、手折られることなく、あなたの手元に戻ってきます。


 何処に申請を申し込めばよいのか判らないという方には
JKC本部に問い合わせれば、近くのクラブを紹介してくれます。
JKC本部・犬籍部は、TEL 03−3251−1653 です。
   URL : http://www.jkc.or.jp/jkc_member/index.html

 人に例えるのは僭越ですが、子供が生まれたのに認知しないようなものです。また、結婚したのに入籍しないようなものです。どうか、犬自身があなたのものになったのなら、その血統書の所有者の覧にはあなたの名前を輝かせてあげてください。そして、タンスの引き出しに仕舞い込まずに、額に入れて飾ることをお勧めしますが、せめていろいろな記録(注射の証明書や父母犬の写真等)などと共にファィルしてあげてください。

 期間内か期間外かを知るには、血統書の裏の右下部に1200円で申請できる期限が印字されています。例え、この期間(印字された日から6ケ月以内)を過ぎたとしても、費用が1200円から3400円になりますが、クラブ入会と合計でも9400円です。決してややこしくもなく、放置せざるを得ないほどの高額ではありません。

 また血統書のサイズですが、JKCの血統書は、A4です。催促した血統書が届いたがB5くらいだったということも聞きます。B5の血統書などというのものは存在しません。これは、繁殖屋が血統書の内容を自分で作成したものであって、公式のものではありませんので、このような類にもご注意ください。

 血統書についてやJKCへの各種申請についてのお問い合わせで、
ご住所・ご氏名・ご連絡先のないものにつきましては、ご返答致しかねます。
 
 
JKC公認  3050-052
京都マジェスティアフガンハウンドクラブ
代表   斉藤  文


お問い合せはこちらまで
 
 

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